まどか「ガンダムEXVS?」その6

数分前…


【ゲームセンター シャルロッテ 入口前】


マミ「ここに来るのも久し振りね。みんな居るかしら?」


マミ「学校ではつい鹿目さんや美樹さんを避けてしまったけれど…」


マミ「悟られてはいけなかったの。私が血の滲むような努力をしていたことを…!」


マミ「だけどその甲斐あって、かなりのレベルアップができたわ。これまでの巴マミとは一味も二味も違う!」


まどか「あれ?マミさーん!」


マミ「鹿目さん!」






♪BGM 例のアレ(継続中)



さやか「お店の中で流れているんじゃあない!あたしの脳内に直接流れ込んでくる…!」ゴゴゴゴゴゴゴ


杏子「いったい何が起こってやがる…?」


マミ「準備はいい?」


まどか「ティヒヒwいつでもOKですよw」


杏子「くっ!あたしはシナンジュで援護するぞ!」チャリン


さやか「お願い!」



テレレレー、ドォン!


杏子(シナンジュ)大佐☆3 さやか(ダブルオー)少尉☆1
VS
まどか(ユニコーン)少尉☆4 †黄昏の聖銃士†(百式)中尉☆2



さやか「まどか!?…って、もう一人は」


さやか「……………」


さやか「誰だよ!wwwwww」


さやか(まさか、マミさん…!?)


さやか(いやでも、名前こんな厨二じゃなかったし、階級も違うし…)


杏子「すっげぇネーミングセンスだな…あたしには理解できないわ…」ドンビキ


マミ「それじゃ、開幕は…」ガシャコン


まどか「マミさん頑張って!」BMハカゲンカキカナイ…


マミ「ティロ…フィナーレ!」イイカゲンニシロ!


さやか「マミさんだこれ!」


杏子「げっ!」ガリガリガリ


さやか「ちょっ!?」


杏子「あっちゃー…わりぃ、まさかいきなりぶっ放してくるとは…」


マミ「ふふっ、奇襲攻撃は成功ってとこね♪」


まどか「マミさん凄いよ!」NT-D!


マミ「まだこれからよ!」ニガシハセン


さやか「大丈夫!?立て直せる!?」オーライザー、ドッキングモード!


杏子「体力調整はミスったけど、まだまだイケる!」ギラズールカ!



【試合終盤】



杏子「全員一落ちでダブルオーの体力は150、覚醒無し、シナンジュはフル覚あり、向こうはそれぞれミリか…」


さやか「説明乙」


まどか「マミさん!ダブルオーが向かってるよ!」アソコヲネラッテ!


マミ「大丈夫、負けるもんですか」


さやか「メイン>釣り格闘からのセカインCSで…!」ヤメロッ


マミ「惜しかったわね!」


さやか「CS光ったの見てからステップ…!?そんなっ!」


マミ「折角のとこ悪いけど、一気に決めさせてもらうわよ!」


杏子「ヤバい!その距離じゃカット間に合わない!」


さやか「しまっ…!」


マミ「ティロ・フィナーレ!」イイカゲンニシロ!



ギュイイイイイイイイイイイ…



さやか「……………………………」


杏子「……………………………」


まどか「……………………………」


さやか「………」タチキル!


さやか「えい」生前格


マミ「あっ…」キンキンキン…


さやか「えい」生前格


マミ「ああぁっ…」LOSE


さやか「……………………………」


杏子「……………………………」


まどか「……………………………」


杏子「…………捨てゲーか?w」


まどか「マミさん…?今のは…?」


マミ「ニュータイプエスパーではありません」


まどか「知ってる」


マミ「違うのっ!違うのよ!覚醒したつもりが格闘ボタン押せてなくて!」ウルウル


まどか「あぁ、よくあるよくある。でもマミさんなんでBDキャンセルしなかったの?」


マミ「……………………………」


まどか「やっぱりマミさんはマミさんだね!ウェヒヒwww」


マミ「ごっ、ごべんなざあぁぁぁぁぁぁいいぃぃぃぃ」


まどか「もう、泣かないで下さい。折角の綺麗な顔が涙と鼻水で台無しですよw」


マミ「うわああああぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁん」


さやか「いやー、まさかマミさんだったとはねー。…って、なんか泣いてるしっ」


まどか「あっ、さやかちゃん!うん、マミさんすっごく強くなったでしょ!」


さやか「ビックリしたよ!マミさん、いったいどこで修行してたんですか?」


マミ「あの、あの、ね。シャッフ、ル、やって、る、お店が、あった、からぁ…」グスグス


マミ「そこ、で、ずっと、対、戦、してた、のおぉ…」グスグス


杏子「そこで揉まれてきたわけか」


さやか「胸を!?」


杏子「何言ってんだお前」


さやか「冗談冗談wそれで最近見かけなかったんですね」


マミ「うん…」グスグス


まどか「シャッフルなら『一人でも』対戦できるからね!ウェヒヒ!w」


マミ「あんまり一人を強調しないでちょうだい…」


まどか「あっ、ごめんね、マミさん!ウェヒッw」


まどか「でね、私もさっきそこでマミさんと会って事情を聞いたんだ。それでさやかちゃんが居たから驚かせようと思って…」


さやか「なるほどね」


マミ「でも全然ダメね、私。さっきのも有り得ないミスだったし…」グスン


杏子「そんなの気にすることじゃねぇよ。あたしだって開幕事故ったし、誰にでもミスはあるものさ」


マミ「そういってもらえると助かるわ…」


まどか「マミさん!マミさんこれからまたここに通ってくれるんですよね!?」


マミ「いいのかしら…みんなに迷惑かけたりしないかしら…」


さやか「んもう、そんなの全然気にしなくていいですよ!」


まどか「そうですよ!また一緒にガンダムやりましょう!」


杏子「それに、ガンダムは4人いないと対戦できないしなw」


マミ「みんな………ありがとう!これからもよろしくね!」ニッコリ


さやか「よーっし!さやかちゃんはマミさんにタッグ申請しちゃうぞー!」


まどか「あっ、ずるーい!私も!」


杏子「あたしはもう3人に送ってあるからな」


さやか「手際良すぎw」


ウフフフフ…


アハハハハハ…


まどか「ところでマミさん、あのカードネームはなんですか?」


マミ「えっ」


さやか「あー、黄昏の……なんだっけ?」


杏子「聖銃士」


マミ「何かおかしいかしら…?」


さやか「こりゃあホンマもんやで」


まどか「あんまり触れちゃいけないのかな…」


杏子「身体が痒くなるからこの話やめようぜ…」


マミ「さぁ!続きをやりましょう!」ウキウキ




『こうしてマミさんはまたこのゲームセンターに通うようになりました。
 さやかちゃんも居て、店員さんの杏子ちゃんも居て、お店がとても賑やかです。
 やっぱりみんなでガンダムをやるのはとっても楽しいなって、思ってしまうのでした。』




まどか「あれっ?そういえばほむらちゃんいないね?」






【ゲームセンター ワルプルギスの夜


QB「きゅっぷい。やはりキュベレイは強いね。調整してくれたバンナム様には頭が上がらないよw」


ピーピーピー 『所属不明機接近中』


QB「おや、乱入かい。全く、タイマンのどこが楽しいのか理解できないよ」


ほむら「見つけたわ!インキュベーター…!」


QB「またお前か」


ほむら「何故かしら。あなたを叩きのめさないと気が済まないのよ…!悪いけど私の養分となってちょうだい…!」ババンシィ


QB「もうやめてええええええええええええええええ…!」



おわり。