まどか「ガンダムEXVSマキシブースト!」その1

パパパン スパパン ガチャガチャ パパーン


『WINNER』


まどか「ファイティィィィィィィィィィィン!!!!wwwwwwウェヒィーーーーwwwwwww」


さやか「……………」


まどか「ファイティンだよぉぉぉぉぉぉwwwwwwwwww」


さやか「…お、おっす。まどか」


まどか「あっ、さやかちゃん!ファイティン!(挨拶)」


さやか「ふぁ、ふぁいてぃん…」


まどか「いやぁ〜、やっぱりファイティンて糞だね!」


さやか「またタイマンで狩りしてんの?」


まどか「えぇ〜、違うよぉ!!お掃除だよ!!」


さやか「結局狩りじゃん…」


まどか「一勝はでかい」


さやか『二年前、あたし達はこのゲームを始めた。それからしばらくして新作のマキシブーストが稼動。
    新システムのドライブにより、ゲーム性は前作から大きく変わった。そしてあたしの親友も…』


まどか「見て見てさやかちゃん!相手まだ諦めてないよ!ごちそうさま♪ティヒヒwwwww」


さやか『ゲーム性の変化は人間性をも変えてしまった。あたしの親友は狩りプレイヤーになっていた』


まどか「ファファファファファファアアアアイティイイイイインwwwwwwwwwwwww」


さやか(あ〜、勝っちゃった…。そらそうか。相手青プレだもんなぁ…)


???「ちくしょー、もうやらないのですー!帰ってチーズ食べるのですー!」ダダダッ


さやか「相手小学生かよっ!まどか、あんたどこまで容赦ないの…」


まどか「えぇ〜?戦場では生きるか死ぬかだよ?ティヒヒwwww」


さやか「はぁ…」


さやか『まどかがこうなったのには、もうひとつ原因がある。暁美ほむら、あいつのせいだ』


さやか『あいつは元々タイマンでキュウべぇを何度も狩り殺していた…(※二年前参照)』


さやか『自分が楽しむ、その為だけに格下を狩っていたんだ。
    マキブが稼動してから、ほむらは事あるごとにまどかを相方に誘っていた』


さやか『純粋なまどかがそんなほむらに影響されるのは時間の問題だった』


さやか『ゲーム性が追い討ちをかけるように、まどかの性格を変えていった』


さやか『前作フルブーストは待ちの傾向が強い、じっくりやるゲームだった。
    しかし今作のマキシブーストは逆。ドライブで相手の立ち回りを破壊して、言うなれば糞ゲーにして終わらせる』


さやか『更に稼動初期にファイティン!なんていう言葉が流行ったせいで、まどかは確実に蝕まれていった…』


〜回想〜


とある日
ほむら「まどか、ファイティンよ」


まどか「うん!ファイティンするよ!」


また別の日
ほむら「まどか、ファイティンお願い!」


まどか「ウェヒ!ファイティンするよ!」


またまた別の日
ほむら「ファイティン」


まどか「ウェヒヒヒヒ!ファイティン!ファイティン!ファイティン!wwwwww」


〜回想終わり〜


さやか(なんとか…なんとかしてまどかを戻してあげられないのっ!?)


杏子「あいつ一人でなにぶつぶつ言ってんだ…?」 ←珍しく仕事中


その2へ続く。