婆ちゃんが亡くなった

容態が急変したとのことで、朝の6時頃病院へ。
持ち直したりなんだりで16時を過ぎる。
ここで、俺が17時から仕事なので病院を抜ける。
すると、俺が職場へ到着した瞬間に死亡確認の連絡。
俺が抜けた直後すぐに亡くなったそうな。
タイミング悪かったんだなぁ…死に目に会えなかったなぁ、ごめんな婆ちゃん。
仕事終わったあと、帰ってきた婆ちゃんに会いに親戚の家に行ったりでなんやかんややって帰宅できたの22時過ぎてた。
長い一日だったな…いや、昨日からだから二日間か。


それにしても婆ちゃんには本当によく頑張ったなと声をかけてあげたい。
ずっと苦労してきた人生だったからな…
やりたいことがいっぱいあったから30歳まで結婚する気はなかったのだが、爺ちゃんのプロポーズに根負けして20歳で結婚。
すると、爺ちゃんの弟や妹合わせて6人も一緒に着いてきた(ほとんどがまだ子供)
爺ちゃんの両親は既に亡くなって居たので、まだ20歳なのに必然的に6人の母親代わりになってしまった。
こう書くと爺ちゃんがちょっと悪者に見えるけど決してそうではなく、婆ちゃんは本当に心の底から爺ちゃんが大好きだった。
戦後間もない頃だったから決して裕福ではなかったけど、それでも爺ちゃんとの間に5人の子供が産まれ、そして俺を含む孫も10人産まれた。
あのときやりたいことを優先して結婚しなかったら俺も産まれなかったわけだ。
入院してからの約40日間、医者も分からない原因不明の痛みに悩まされて大変だったけど、最期は眠りながら苦しまず逝けたらしいのでそこだけは安心した。
せめてもと、枕元に爺ちゃんとのツーショット写真を置いといたのが良かったのか。
夫婦揃って献体してるから一緒にお墓に入れるのはもうちょっと先になるけど、それまで我慢してくれ。
色々と迷惑をかけることもあったけど、今までありがとう。
あの世で爺ちゃんと仲良くしてください。