まどか「ガンダムEXVS?」その4
【ゲームセンター シャルロッテ】
さやか「マミさんがゲーセンに来なくなって一週間かぁ…」
さやか「学校で会っても逃げられちゃうし…避けられてんのかな?」
さやか「ん、ガンダムまだ誰もいないのかー。CPUでGPチャレンジでもクリアしとこっかな」チャリン
ピーピーピー!『所属不明機接近中』
さやか「えっ?いきなり乱入!?」
ホスト「ショウさん、狩りッスかぁ?w」
ショウ「階級落ちそうなんだよw一勝は大事だろw」
ホスト「そっすねwじゃあ俺もお供しちゃおwww」
テレレレー、ドォン!
さやか(エクシア)少尉☆3 CPU(シャア専用ゲルググ)
VS
ショウ(Ζガンダム)大尉☆5 ホスト(ケルディム)大尉☆1
さやか「なっ…!2vs1じゃん!狩りかよ!」
ショウ「最初はタイマンさせろよ?」
ホスト「分かってますよw後半は…ね?」
さやか「あ…タイマンの合図。むぅ…一応受けとくか」
ショウ「へぇ、相手結構やるじゃん」
ホスト「階級のわりにはいい動きしてますね」
ショウ「まぁ、それも…wおい、そろそろ準備しとけよ」
ホスト「任せてくださいよw」
さやか「くぅっ…エクシア一落ちで体力は半分以下…対してΖはコストMAXで体力三割か…厳しいなぁ…」
さやか「ここは覚醒してとりあえず一落ちさせとこう…!」トランザム!
ホスト「狙い撃つぜぇ!」バスッ
さやか「…ッ!?なに今の?」
ホスト「ビット送りまーすw」ハロ!シールドビット!
ショウ「覚醒しちゃうよー?w」オレノカラダヲミンナニカスゾ!
さやか「なによこれ!騙したのね!」エクシアアアアアアァァ
ショウ「相手の言うこと素直に信じたらダメっしょーw」
ホスト「いやぁ、俺もショウさん見習わないとwww」
さやか「くそっ!2vs1なんて勝てるわけないじゃない!」
ショウ「そろそろ決めとくかw」
ホスト「そっすねwwww」
ショウ「雑魚は消えろォ!w」
さやか「あぁっ…!……………負けた。ちくしょう…!」
ショウ「おっ、赤いの消えたねwご馳走様w」
さやか「負けない…!負けるもんかぁっ!!」チャリン
ショウ「おっ!入ってきた!」
ホスト「これはおいしいッスねwwwww」
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杏子「ふぃー、今日もノーミスで踊りきったぜ。いい汗かいたぁ」
さやか「ちくしょう…!ちくしょう…!」
杏子「あん?ほむらの知り合いじゃねーか。一人で何やってんだ?」
さやか「……………」
ショウ「いやはははwwwww笑いが止まらないなwwwww」
ホスト「ショウさん、少佐になっちゃいましたねwwwwダジャレっスかwwww」
ショウ「今日は気分いいな。17連勝もしちゃったからな」
さやか「……………」フラッ
ホスト「お?」
ショウ「お嬢ちゃん中学生?金の使いすぎはよくないぞ」
ホスト「ショウさんよく言いますよwwwブプッwwww」
さやか「何度も両替機に向かって、連コして…。ねぇ、あたしなんの為に闘ってたの?教えてよ…」
ショウ「なにこいつ…知り合い?」
ホスト「さぁ…」
さやか「今すぐ教えてよ…でないとあたし…」
杏子「お前何やってんだ?ガンダムは一人でやるもんじゃねーぞ」
さやか「…あ、転校生から金借りてる人か。はは、ついムキになっちゃってね…」
さやか「別にもう、どうでもよくなっちゃったからね。階級とか勝率とか…」
さやか「勝ちと負けのバランスは差し引きゼロだって…。いつだったか、したらばで読んだんだよね」
さやか「今ならそれ、よく分かるよ…」
さやか「搾取する者がいればその逆も…。あたし達EXVSプレイヤーってそういうものなんだ…」
杏子「あんたまさか!」
さやか「お小遣い、全部使っちゃった…。あたしって、ほんとバカ…」
杏子「やっぱりか!このバカヤロウ!ちょっとこっち来い!」グイッ
さやか「な、な、なによ!」
ショウ「…なんだあれ」
ホスト「さぁ…」
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杏子「お前、顔真っ赤にして連コとか一番勝てないパターンだぞ!?しかも一人とか勝ち目ゼロだ!」
さやか「だってしょうがないじゃん…。2vs1で狩られたんだよ。そりゃ温厚なさやかちゃんだってあったまりますよ」
杏子「なるほど、狩りか…。よし、あたしにいい考えがある」
さやか「なにそれ?」
杏子「あたしが一緒に組んでやるよ。一人でガンダムは寂しいもんな」
さやか「えっ、あんたガンダムできるの?」
杏子「物心ついた時から連ジやってたんだ。年季が違うよ」
さやか「す、凄い…」
さやか「あ、でも、あたしもうお金ないし…」
杏子「ほらよ」ピンッ
さやか「うおっと」パシッ
さやか「500円玉…いいの?」
杏子「気にすんなって。こないだ給料入ったからな。あぁ、ほむらのヤツにはちゃんと金返したぞ(5000円だけ)」
さやか「そっか…。ありがと」
杏子「よし、アイツらにリベンジだ!」
さやか「………………うん!」
つづく…?